ほわいと ★ すかい
★.....three day
シトシト降る、糸のような細い雨...
私の目に映る町の景色は、塗りたての絵みたいにベットリと濡れてる…
「おはよソラ、今日は鳥乃に先行かれたの?」
傘を回しながらヨッちゃんが私の隣にやってきた…
「う…ちょっと、寝坊しちゃった…♪」
ぎこちない下手な笑顔をちらり‥と見せて、傘で顔を隠す私…
そのまま雨粒の踊る真っ黒なアスファルトの上を、ゆっくりと進んでいく…
「…ソラが相談できる気分なら、学校で聞くからね…」
ぼそっ‥と優しい言葉を私に降らせ、歩幅の狭い私と並んで歩く長身の友人…
「…大丈夫っ…ただの夢だからっ…♪」
瞳に風景を揺らしながら、今の現実をしっかりと見つめる私…
大きく見開いたせいでほっぺに滴が垂れたけど、
モノトーンの町が少し明るく見えた、気がした…
「…私っ、想像力がありすぎるんだな…♪」
「…ん、なんか言ったソラ?」
一人で苦笑する私を覗き込むヨッちゃん…
「うん、なんでもないっ♪」
さっきより元気になったココロで、ヨッちゃんに笑顔を向ける私…
「…なんか怒ること言った私…?」
申し訳なさそうな顔で私を見下ろすヨッちゃん…
"申し訳ない"ですと崩れていく私の笑顔…
「うう…私の笑顔わかんのって母さんだけだぁぁ…」
別の理由で再び落ち込む私の背中を、
"どんまい"って叩いて励ますヨッちゃんでした…
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