次の話へ飛ぶ。
 
 ◆
…ここは少し寒く なのに湿り気のあるトコロだった…
私…いつもの感じであたまがフワフワ モヤモヤしてる…
眠気がひどい…考えがしっかりしない…
 身体も鉛のように重たい…
 ( 眠ろ… )
 つぶやきをはいて私は睡魔に身を投じた…
 

 ソラは丸い小さな円筒形の部屋で裸のまま寝かされていた。
 手足を伸ばせば両端の壁に届く狭さに対し、
 天井が以上に高く突き抜ける。
 壁の発光で暖かなピンク色の光が全てを包み、
高い天井の先をぼやかしていた。
 半ば開かれたソラの瞳は人形のよう…
 天井の光を映すその中で何かが動いた。

 プシュー 空気の抜ける音がして、何かが二つに分かれる。
 ソラより5m近く上に、先ほどの小人と全裸の少年が浮かんでいた。
 少年は見た目に幼く、ソラより頭二つは小さな身長で、
 髪の色は緑で短く、まん丸な顔つきがどこかソラに似ている。
この少年に表情はなく、ソラと同じで人形のようだ。
  少年が指を宙に添えると、小さな光のパネルがソコに現れ、
 触れて点滅させると、小人の体が天井の光に吸い込まれていった…
 ((星喰いを殺したのは痛いミスだ…
  うまくごまかさないといけない…))
 声は少年から発せられた…が口は動かず、声は先程の小人のもの。
 先刻の冷淡なしゃべり方はあるが、どこか弱弱しい感情が含まれていた。
 ふっ‥と突然に少年の顔つきが変わり、表情をつくる…
 「 あっ!帰ってきてる、ただいま妖精さん! 」
 突然と元気よく、何もない宙に向けて話しかける少年。
  ((やあ、おかえりオーチ))
 少年を包むように小人の声が返事をした。
 

 
 ◆
“オーチ”正確には大地(おおち)が少年の名前である。
「 うん。あれ?なんでお姉ちゃんがあんなに下なの?? 」
 得体の知れない小人の声に普通に会話するオーチ。
 ((すまないがもう少しお姉ちゃんは調べないといけないんだ))
 やんわりとした声はどこか優しくもある。
 「 えーっ!さっき外で調べたばっかじゃん! 」
 不機嫌にほえるオーチ。
  ((あと少し がまんしてくれ))
 先のトヤンとのやりとりがウソみたいな小人の声。
 「 ブー! 妖精さん勝手ー! 」
 一文句はくと、オーチの表情が再び消える…
スーッ、と指を宙にかざせば、今度はいくつもの光のパネルが
 キーボード状に出現した。
 パッ‥パパパッ…
 固定されたボタンのように宙を弾いていくオーチの指…
 高速に入力する中もオーチは無表情にソレを見つめた。

下の…ソラの周りに変化が起きる。
 無装飾の部屋の床より、プツプツ‥細い管が生え出し、
 四方よりソラへと群がっていく。
 ニョロニョロ床を波打ちソラの身体に着くと、
 約20〜30本の管は顔、首、乳、腕、ヘソ、尻、太ももと
 あらゆる表面に均一に分散し、
 プチャ‥と先端が丸くつぶれて円状の吸盤になり肌に吸着した。
 同時に上方‥オーチのパネルの後ろに幾つかのグラフが表示され、
 せわしく情報の流れに形を変えた‥
 ((身体の機能が弱っているな 星喰いに何かされたか?))
 小人の声にやはり姿はない‥
 ((“少女”と称す幼体の最終段階に達しする年月は経過している。
   若干薄いがスープが採れる素材だな‥))
 小人の指すスープはソラの体液を指した。
 解説だが、小人はその9割が水分の液状生物である。
 液体の本体を薄い皮膜が包んでまとめ、
 硬い表皮で小人の姿を維持している。
 肉の無い体は、自然と水分を主食とした。
 

  
  ただ一点、口のみが硬度のある鋭利な“針”を持っており、
素材に突き刺しスープの摂取に使用した。
ちなみにソラは以前、別の小人の針を乳頭に挿され、
 強引に生乳を吸い出された経験者である‥
  ((不純物…は排泄物くらいか 危険度は無いな))
 ソラのもとに新たに二本、管が伸びて、
 仰向けに広がっている乳房に巻き付き きゅっ‥としぼった。
 「 んっ‥! 」
 ぷくっ‥と小さな玉にふくらんだソラの乳房‥
 ぷちゅっ‥その乳頭に管は針の様に突き刺さった。
 「 んーっ! 」
 呻きを上げ、体を揺らすソラ。
 その弱弱しい抵抗を無視して管は乳肉の中を進む‥
 ぐちゅっ ぐちゅっ‥
 乳房の中から嫌な音が漏れ、ソラはぴくぴく体を震わせる。
((外形以上に乳の製造部の発育が悪い 
   生命維持のコストを考えれば廃棄するレベルだな‥))
 ため息めいた言葉の中、パネル操作を続けるオーチ。
 ぐちゅー‥乳房をひっぱって管が抜けると、
 体液にまみれたままでソラの女性器へと移動した。
 左右より入り口の陰唇をめくり開き、性器を露出させ、
 濡れる入り口の部分をなぞりはじめる‥
  ((破損形跡があるな 修復処理してあるが、
  スープに血液の混じる危険性があるな‥))
 小人も摂取する体液に好みがあり、鉄臭のする血液は苦手だった‥
  ((‥ん オーチの思考が暴れ出したな
   下見はこれで十分とするか‥))
 一斉にパネルが消えて、ゆっくりオーチは下降した。
 同時に吸盤がはずれ、管は全て床へと吸い込まれる。
 トン‥軽い音をたて、少年はソラの足元に舞い降りた‥
 「 ‥あっ、終わったの?じゃあ遊んでいいの? 」
 笑顔をきざんだ顔でオーチの声があがった。
  ((先に注意しておくが、おっぱいは優しくするんだぞ))
 「 あいっ! 」
 

 
  「 んっ‥ 」
 オーチがソラのお腹にのっかり、両手で片方の乳房をにぎった。
 「 うわぁ‥ホンモノおっぱいだ‥やわか〜い! 」
 「 んんっ‥ 」
 呻くソラをヨソに、オーチは粘土のように乳房をいじる。
 「 さきっぽが大きくて赤いよ。ここがミルクでるとこだよね!」
 興奮でオーチの顔が紅潮していく。
 「 お姉ちゃん、いただきますっ! 」
 手を合わせて乳房におじぎすると、
 小さな口を、おおーきく開て乳房に吸い付いた。
 「 ‥! やっ‥あっ‥! 」
 ちゅー ちゅー‥音をたてて乳房を吸うオーチ。
 強い刺激に抵抗するソラだが、小さく体を揺らすだけ‥
  ((‥なぜだ?なぜスープが吸い出せない‥??))
 オーチに聞こえない小さな声で小人がつぶやく。
 声のみの小人‥“本体”はオーチの中にいた。
 液体の本体を機械で少年に注入に、時間をかけてその体液に同化する。
 それは小人初の危険な試しみだった‥
 小人には神経がなく、すべて液体内を直接に電気信号行き交い、
情報伝達、行動などを制御している。
 脳‥に値する知識・記憶部は複雑だが、
 その他はヒトに比べると以外に単純な体の構造をしている。
 小人には正確な五感がなく、感情も不明確だった。
 この小人はその探求の為、オーチという少年を捕獲し、
 危険な実験に自らを使用し、そして成功した。
 強い欲望は満たされたが、更なる欲望が育みつつあった‥
 ちなみにオーチが“妖精”と呼ぶのは、
 小人がオーチの身体全体から声を発するので、
 周りから聞こえると錯覚をしているからだ。
 勿論、ソラ同様に記憶は半ば削除され、
 ココにいることにも違和感を感じてはいない‥
 ( んんーーっ!! )
 ムキになって吸うオーチの口の中で、
 きゅーっと吊り上っていソラの乳‥
 「 …いっ‥いたいっ! 」
    「 わっ、ごめんなさいっ! 」
 またがるソラの身体は小刻みに震え‥
 ぎゅっ‥と閉じた瞳に小粒の涙が浮かんでいた…

 「 ねぇ…このお姉ちゃん、おっぱいふくらんでるのに
  なんでミルク出さないのぉ? 」
泣いてるソラより、母乳が飲めないことで不満が一杯なオーチ。
  ((………))
 押し黙る小人は、湧き上がる新たな欲望を見つめる…
 「 …妖精さんにもわかんないんだ‥ 」
 ソラの腹上でがっくりとうなだれるオーチ。
 小人は徐々にその欲望を理解していく‥
  ((ほんとに残念だ‥お乳を出さないお姉ちゃんにおしおきしないか?)) 
 「 えっ!! 」
 少年の瞳が純粋だが邪(よこしま)に輝く‥
  ((お姉ちゃんの大事なトコロをいじめるんだ‥))
 「 うっ‥うん‥! 」
 再び興奮が湧き上がり、ソラのお腹を降りて
 太ももを開いた間にしゃがみ込む。
 「 あ‥れ?何コレ‥ 」
 オーチはソラの股間の割れ目に 目が点になる‥
  ((オーチ、お姉ちゃんの“おちんちん”はその中だよ‥))
 どこかねっとりした言葉で小人が囁いた‥
 「 さっ、触っていいのコレ‥? 」
   ((まず 指で優しく割れ目を開こうか‥))
 尻込みする少年の手を導く小人の意思‥
 ぴとり‥少女の秘密の唇に指をそえるオーチ。
 くちゃ‥少しの力でソレは開かれた‥
 「 うわわっ!!きもいっ! 」
 小人が身体をコントロールしていなければ、
 オーチは一目散に逃げ出していただろう‥
 中から現れたピンクの女性部分は、
 幼いオーチには“ぐちゃぐちゃ”にしか見えなかった‥
 ((大丈夫だ オーチよく見てごらん、形があるだろ?))
 小人が声で優しく説明を加える‥
 肉体の共有ゆえ、オーチの意思も小人に干渉する。
 少年が強く視覚を拒否すると、小人の見る画像も乱れしまう。
 小人の意思をこの身体に通すには、
 少年の心理上の同意が必要だった‥
 「 う…と、なんか真ん中に穴がついてる… 」
 恐る恐るに細目で女性部を見るオーチ。
  ((お腹に近い上の穴がおしっこを出すトコロだ))
 「 えっ?穴しかないのぉ?? 」
 男子みたいなソレがなくても、
 何かが“ついてる”とオーチは想像していたのだ‥
 
  
 自分の想像を超える女子のソレに少しづつ興味が増すオーチ。
 「 おしっこするとこが見たい‥って無理? 」
 どきどきしながら問う少年に小人もとまどう‥
((そうだな‥お姉ちゃんを驚かしたらいいだろう))
 小人は推測で言葉を述べた。
 「 そっか!お漏らしさせるんだね♪ 」
 純粋な悪意が少年を満たしていく‥
 オーチの意識の移り変わりに驚く小人だが、
 目的の部分への干渉に慎重に言葉を選んだ‥
  ((オーチ、お姉ちゃんが一番嫌がる部分が下の穴なんだ))
 オーチの視線がつぶらな尿道の下の大きなくぼみに移る。
 「 おっきな穴だね‥ひょっとしてウンチするとこ?! 」
  ((お尻はまだ下にある コレは秘密の穴なんだ‥))
 “秘密”の言葉でオーチの頭は納得を示す…
  ((この穴を開いてごらん))
 「 よっ、よし…! 」
 ぴちゃ‥漏れた愛液に湿る肉をゆっくりと開けた‥
  
 「‥あんっ‥! 」
 トロロ‥
 「 ぎゃーお漏らしだー!! 」
 膣口にふさがれてた愛液の垂れ出しに飛びのくオーチ。
 瞬間的な強い意志に小人もあ然とあきれる‥
  ((オーチ、上の穴がおしっこと説明しただろ?))
 「 だってコレ、手についてぬるぬる!? 」
 ぐちょぐちょの指を床にこすり付け半泣きのオーチ。
 さすがに神経が疲れた小人もため息を吐く…
  ((オーチ、おっぱいにもう一度チャレンジしようか‥))
 「 うっ、うん!そっちがいい! 」
 割れ目をまたぎ越してソラのお腹に飛び乗るオーチ。
 「 ぐふっ‥! 」
 呻くソラの乳房を捕まえてにらみつけるオーチ。
 「 今度おっぱい出さないとかんじゃうからね! 」
 愛液で驚いた腹いせをおっぱいにぶつけてる子供なオーチ‥
 性器をいじられ少しふくらんだ乳首のみを今度はくわえた。

 
 「 んっ‥やっ‥! 」
 こりり‥少年の口のなかで乳首が押さえつけられる‥
 固くなった乳首が口から逃げないように固定しようとしたのだ。
 ぷ ぴゅっ‥
 オーチの口の中で何かがはじけた‥
  ((?これは?))
 じわーっと広がる甘い香り‥
( これってお姉ちゃんの‥! )
 更に乳首を締め付けるオーチ。
  「 あんっ、ああっ‥! 」
 ぴゅぅ‥ぴゅぴゅっ‥
 乳首は母乳をふきだし少年に捧げる‥
 「 美味しい〜♪ 」
 乳首をはなして満足で笑顔のオーチ。
 「 妖精さん!お姉ちゃんのお乳最高ー! 」
 歓喜して反対の乳首に飛び掛るオーチの口。
 「 やぁん‥んんっ‥! 」
 揺れるソラのベットの上、少年は出来立ての母乳を夢中で吸った‥
 その数分後‥
 「 はぁ‥ はぁぁ‥ 」
 眉をひそめ、疲労の声を漏らすソラのお腹の上で、
 飲めたミルクの少なさに、少年はふてくされていた。
 「 お姉ちゃんのいじわるー!ケチー! 」
 ぎゅう‥と乳汁の切れた乳房をつまむオーチ。
 「 ううぅ‥! 」
 ソラは無抵抗に呻きを返す‥
  ((オーチ、おっぱいは疲れたんだ 休ませてあげよう))
 少年を通した新鮮な乳の味覚に満足の小人。
 「 いじめてやるぅ! 」
  ((オーチ‥?!))
 少年の意思が歪んでいくのを小人は察知する。
 お腹を降りてソラの太ももをがばっ と開いて座り込む。
 くちゃ‥いきなり割れ目を開けて尿道に指を突き刺した!
 「 いやーっ!! 」
 「 ぁ‥ホントだ♪ お姉ちゃん嫌がってる‥! 」
 未熟な性欲とお乳への不満が混濁して、少年は狂気めいていた‥

 
 ぐちゅ‥ぐちゅちゅ‥
 小さな指が尿道の細い管をいじくりまわす‥
 「 やぁ‥ああっ‥ん‥!! 」
涙をこぼして身体を揺さぶるソラ。
 じゅ‥ オーチの指に熱い何かが触れる‥
 「 わっ‥すごいっ‥!! 」
 しゃぁあぁあぁぁ‥
 押し出された指のあとから、薄黄色の液体が噴水みたいに噴出した。
 見慣れた一本の線でなく辺りに振りまかれる尿の飛沫(しぶき)に、
 汚さ忘れて見入るオーチ。
 「 これじゃあ立ってできないよね‥ 」
 手の平の器で少女の恥ずかしむ水を受け止めた‥
 やがて勢いはなくなり、おしっこはちょろちょろと床に滴った‥
 「 ‥‥‥ 」
 何気に手に溜めてしまったソラの尿に困惑するオーチ。
  ((オーチ飲んでみようか?))
 小人も少年の狂気に感化されていた‥
 「 ‥うん‥ 」
 色も薄く、ほぼ無臭のソラの尿は尿らしくなかったから‥
 ごくっ‥ん‥
 温かな感触がノドを流れた‥
 「 ちょっと苦いね‥ 」
 まるでお乳のようにソラの尿を味わうオーチと小人‥
 そんな異常な心理が少年の身体に異変を起こしていた…
  ((オーチどこか変じゃないか?))
 「 えっ?あっ‥ん?! 」
 少年は別のモノの様に固くなった股間の突起に気付いた。
 「 うわぁ!!なんかちんちんが変!? 」
 初めて“立った”ソレに驚き、狂気が揺らぐオーチ‥
  ((オーチ大丈夫だ、それはお姉ちゃんのお乳のせいなんだ
   お姉ちゃんをもっといじめれば治る))
 「 おっぱいちょっと飲んだだけなのにぃぃ‥ 」
   素直に信じ込む少年に、小人は細く微笑んでいた。
 オーチはふたたび割れ目に手を掛ける‥
  ((オーチ少し待ちなさい))
 ふわ‥ と暖かい風が床から吹き出し、
 床の尿や二人の表面の汗や涙の水分を全て感想させた。
 
 
  ((さてオーチ、滑らないそうに水気は拭いたから、
   ちんちんだけで、割れたトコロに挿し込みなさい))
 「 えっ?コレを使うの?? 」
 困惑と興奮で少年が揺れる‥
((最後に開いた下の穴にソレを入れるんだ
   できたらお姉ちゃんがとっても嫌がる))
 小人は少年自身の言葉を慎重に混ぜて伝えた‥
 「 ‥やってみる! 」
 オーチはソラの太ももに自分の足をまたがせる。
 突起はまさに割れ目の前‥
 「 えいっ! 」
 間抜けな掛け声で突く少年の突起がぷるん‥
 と割れ目にはじかれる。
 「 うりゃ! 」
 ぷるん‥と半ば柔らかいせいで、割れ目に刺さらない‥
  ((‥おかしい データでは手は使わないはずだが‥))
 小声で考え込む小人。
 一人がんばるオーチ。
 全然中に入らなくて、次第にイライラがつのっていく‥
  ((やはり手も使うべきか‥))
 急速に湧き上がる少年の怒りに小人は助言を加えようとした‥
 が、少年の意志が一歩早かった。
 「 もー!!!いじわるババアァー!! 」
 とんでもなくやかましい叫びが天井を貫いた。
 「 誰がババアよ!! 」
 「 うわああああ!!? 」
 完全に予想外のソラの反応だった‥
 ギーッとオーチを睨みつけるソラは完全に起きていた。


 
 「 あっ‥えっ?ぃぃぃ‥ 」
 あまりの混乱で頭がショートしてるオーチ。
 「 キミ誰?そこで何し‥‥ 」
 ソラは自分とオーチが裸で妖しい格好なのに気付く。
 ペタンと割れ目んトコに寄り添うオーチのソレ‥
 「 うっぎゃー!何してんのよエロガキぃぃ!! 」
 「 ぎゃー!ごめんなさい、ごめんなさいっ!! 」
 鬼の形相のソラにボロボロ泣きつつ叫ぶオーチ。
 そんな謝罪は焼け石に水‥
 太ももを押しどけ、転がったオーチに足蹴りが飛ぶ!
 「 ぎゃん! 」
 オーチの頭の中で小人も理解できずにぐるぐる回った‥
 ソラの回復力はヒトのレベルでは異常だった。
 しかし今まで散々と星だの薬だの注入されたソラは例外といえる‥
 加えオーチのいたずらが最近の気性の強いソラを刺激したのだ。
 「 名前なんてゆうの! 」
 「 僕オーチ、おっぱい飲んでごめんなさいぃー! 」
 その一言は余計だった‥
 「 ふ ふ〜ん、オーチ君、私のおっぱい飲んだんだ〜 」
 突然に笑顔のソラだが、とってもひきっている‥
 「 えっ‥なんかお姉ちゃん凄く恐い… 」
 狭い部屋で壁を背にしたオーチににじり寄る笑顔のソラ。
 逃げ場もなくて、うるうる瞳を揺らして許しをこうオーチ。
 「 だ〜め、 許さないっ!! 」
 「 ぎゃぷ‥!!? 」
 めこっ‥とソラの足がオーチの股間の合間に突き刺さっていた。
 声にならない声で床をのたまうオーチ‥と、
 とにかく強烈な感覚に失神状態の小人‥。
 そんな横でオーチのアレの生感触に、
 顔をしかめて蹴った足をブンブン振るソラだった…
 
  






今の話をもう一度読む。 topに戻る。 前の話に戻る。


画像・文章の著作権はグレム・凛坊にあります。





次の話へ飛ぶ。
 
 ◆
ピンク色の円柱状の小さな部屋で…
正座して向き合う少女と少年。
太ももをきゅっ、と締め、胸を手で覆い隠したソラと、
 うつむいて怯えているオーチ。
「 えっとオーチくん?まずココはどこ? 」
 光でかすむ天井を指差してソラが問う。
 「 妖精さんのお家… 」
 「 ーは置いといて、ドコ? 」
 さらりと流すソラ。
 「 …妖精さん、なんか言ってよ… 」
 小声で回りに話しかけるオーチ。
「 ぶつぶつ言わないの! 」
 イライラモードのソラがギャーと吠える。
 微妙な表情のオーチはその声に揺さぶられると
 じわ〜と涙で瞳に潤う‥

 「 うわ〜〜ん、お姉ちゃんも妖精さんもいじわるー!!」
 ボロボロと泣き出すオーチ。
ぽふん‥とため息つくソラ‥
  ( ホントどっしょうかな私‥ )
 ドアも窓もない部屋はの部屋に似ている‥
 ( けど“シール”が貼ってないや‥ )
 シールとはこの世界のドアである“窓”と称すモノ。
 部屋中を見て回ったが、見つからなかった。
 ( あとは壁を登るしかないんだけど‥ )
 ひっかかりは無いし、両手をつく狭さでもない‥
 “飛ばない”かぎり出るのは不可能だった。
 ( トヤンは‥大丈夫かなぁ‥ )
 救いの手を浮かべたらと一緒に浮かぶ顔‥
 なんともいえない気持ちがソラを包んだ‥
 

 ◆
一方、無言の小人はソラの乱暴さにオーチ以上に怯えていた。
小人は知能の進化に特化した生物で、筋肉が無いので力は貧弱。
 脱いだスーツにしても防菌服でしかなく、
 “棒”は持ち出し範囲を決められている。
 他の生物と接するときは完全に薬等で弱らせたあと。
 無抵抗を当然と思った小人にとって、
 攻撃するソラのインパクトは強かった‥
  ((まずい…同種の子供に対しここまで攻撃的な生き物だとわ…
   私が同化しているとバレれば殺される…!))
 股間を蹴られた痛みが凶悪で、小人は真剣に恐れていた‥
((…危険だが同化レベルを高めるしかない…!))
 小人の危機感が危険な行為を決意させた。
  ドクン‥
オーチの身体が突然ビクンと跳ねた。
  「 あ‥れ‥?! 」
 意識が急速に遠のくオーチは、世界が赤く染まるのを見た‥
  「 何?どうしたのきみ? 」
 手を伸ばしたソラの前で少年の身体に異変が起きた。

頭部がグニャ‥と歪み、青く変色した。
  ((身体全体の同化を解き、必要な部分のみに集中同化する‥))
 液体生命の小人の内臓・神経に当たる部分を核水と呼び、
 肉体や皮膚的な部分の幽水と区別できる。
 現在の同化は、核水をまんべんなく対象の肉体に配し、
 半操り人形にしている訳だが、それを二点に集中させた…
 ポイントの一つ頭部では、髪がまとまって太い触手のようになり、
 黒目と白目が混ざり、真っ赤でまん丸の瞳と化した。
 「 うっわ… 何が…!? 」
 極めつけは股間の棒‥
 ココも大きく膨れ上がり、怪物のようにグロテスクな容姿に変形し、
 同じく青色に変色した。
 それらの異様な変形でオーチは別の生命と化していた‥
  ((‥意識がある‥同化は成功した‥))
 ゆっくり手足を動かし、真っ赤な目でソレを見る。
  ((オーチの意識を感じない、脳の同化で飲み込んでしまったか‥))
 それはどこか狂気を帯びた喜びの声…
 「 その声、小人‥?? 」
 淡々としたしゃべり方をソラはわずかだが記憶していた。  
 

  
   ((かしこいなキミは‥ただ狂暴なだけでないな。))
ムッ!とするソラを余所に、小人のオーチが宙に指をかざした。
「 !? 」
 身構えるソラ…オーチの指元に先刻と同じパネルが浮かび、
 素早く表面が弾かれる。
 クオォォォ……ン
 重たい金属の転がる音が響き渡る。
 「 わっ!わわっ!! 」
 ふわっ‥とソラとオーチの体が浮き上がった。
  ((重力を無にした。この中で暴れるのは大変だろう‥))
 「 うっ‥ の部屋のやつね‥ 」
 海以前にすごしただけに経験はあるが、
 感覚が狂うのは確かで水中の様には泳げない‥
 ニュオ……
 オーチの髪型で左右角みたいに跳ねた、寝癖があった。
それがホントの角のように突き出し、しかも伸びた…
 「 うっわー!!むちゃくちゃしてるでしょあなた!! 」

 本人の腕の太さはある触手は,ゆうに1メートルはあり、
 蛇のように揺らめいて見るにおぞましい‥
 触手はスー…っと宙を這ってソラの腕に絡みついた。
 グッと強い力で腕を左右に引き伸ばし、
 遮りの消えたソラの正面にオーチが詰め寄る。
 「 わっ‥?! 」
 更に下からも同様の二本の触手が足に絡み付いて、
 Mの字に大きく脚を開いて、性器を露出させた。
 ちなみに下方の触手はオーチの足の裏から生えており、
 ソラには死角でみえていない‥
 「 うひゃ…!!? 」
 ツン・ チョン‥
 怪物チンチンがソラの開きかけの割れ目につんつん当たった‥
  ((さて、わかっていると思うが私のコレを、
   キミの中に挿し込んで、子供を産んでもらう…))
 「 はぁああ??何いってんのー!? 」
 繰り返しますが、ソラのSEX知識はオーチ並です…
  ((サイズが気になるのか?私のこれは見た目と違い柔らかい…
   キミの穴にも柔軟性があるし多分、大丈夫だ。))
 

 
  「 うぎゃー!意味わかんないけど、大丈夫じゃない!! 」
 ジタバタもがくソラだが、触手の拘束は緩まらない‥
  ((……))
 つられて正面でプルプル揺れる乳房が、
 オーチの目を止めた。
 パック‥ッ
 「 うきゃ!? 」
 突然に乳房をくわえられて鳥肌が立つソラ。
  ((唇で乳先端を圧迫する…))
 ぷぴゅ…
 「 うん…! 」
 束の間の休息で回復した乳腺たちが、乳を産んだ。
 くっちゅ、くっちゅ…
 口の中で乳首をこねる様に乳を搾る小人。
 「 あっ…あうっ…くぅん… 」
 “慣らされた体”が、無意識に感じているソラ‥
 「 なんで…こんなの…やめてっ…! 」
 身をよじるがソラだが、オーチの口は吸い付いて離さない…

 すぐに底をつく乳汁に、反対の乳房へとくわえ直すオーチ。
 「 やっ…!やめてったら! 」
 真っ赤に紅潮した顔で嫌悪感を訴えるソラ。
 やがて反対も吸い尽くしたオーチが不満げにつぶやく…
  ((本当に貧弱な生産能力だな…
   子供を産んでどれだけマシになるのか…))
 「 産みません!し、産めません! 」
 涙目でギッ、と睨むソラ。
  ((キミの意見は受け付けない。
   がんばってコレをくわえ込むんだ。))
 再び意識が、割れ目をつっつく怪物チンチンへと移る…
 「 うっ…まさか…? 」
 予感に怯えるソラに、今一度そのサイズを見直す小人…
  ((いや‥壊してはもともこもない…
   もう少し細くするか…))
    グワッ…と先っぽがワニの口の様に大きく裂けて、
 中からソラの親指程度の管がニュ‥と突き出した。
  ((これなら入るだろう…))

 「 なっ何が?ドコにに? 」
 細くなった管が割れ目に当たる‥
くちゅぷ…
 「 わあ!やだ! 」
 
 ペテンカに尿道を弄られて以来…と本人は思ってる。
 管はクニャクニャ柔軟にソラの生殖器を分け入り、
 奥への穴にすべり込む…
 「 ううっ…!?何ソコ?ああっ…!! 」
 体をよじり、膣内を這いずっていく異物の不快さを示すソラ…
   グニュッ…グニュチュ…
 きつく締まったソラの膣道をゆっくりこじ開けて、管が進む…
 「 うっ… やめてっ!いやだっ…!! 」
 体の奥から伝わる熱とくすぐったさ…
 体をよじると更に“なか”が締まり、管の感触がリアルに伝わる…
 「 うーっ、もう中にいかないでっ…!! 」
 切なく叫ぶ気持ちと裏腹に、感じて汗に濡れゆくソラの肌…
 息は湿り、割れ目からよだれを垂らすことに本人は気付いていない…
 のぼせた様にぼーっとしていく頭が不快さを忘させ、
 何かをソラに伝えようとぴりぴり…刺激を送る。
 「 やっ…うっ…あ … 」
 導かれた甘い言葉が唾液の雫と混じってこぼれた‥
  ((分泌液でぐしょぐしょだ…嫌がっても体は雄を受け入れたようだ。))
 「 うぅぅ… ! 」
 管は愛液でぬるぬるした膣道を進み、最後の入り口に着く‥
 「 うぐっ…?! 」
 ここばかりはきつく閉じており、管は強引に穴にねじ込まれる。
 「 うぎっ…あぅぅ…!! 」
 強烈な痛みがソラを突き抜けた。
 
  
 
 メロリ…
 肉のめくれ返る音がソラのお腹に響く…
力まかせに穴を抜けた管が、中の袋にグニュン‥とめり込む。
 「 あぐっ…!? いやぁあ!! 」
 中から内臓をいじられて、最悪な吐き気にソラの顔が蒼白する…
  ((相当痛むのか?…そういえばいくらか損傷はしていたな…))
 小人は先刻調査したソラの子宮と膣の様子を思い出す。
 しかし今の行為を取りやめることはなかった…
 肉管に突き刺さるソラはプルプル小さく震え、
 かすかな意識でそれに耐えている…
  ((あと少しの我慢だ…今からオスの種を注いであげる…))
 小人は男性器に命令を伝える…が反応は無い。
  ((…メスのように感情的な準備がいるのか??))
 多少あせって肉体内部を探る小人…
 思えば“精子”がどれかもわからない…
 小人はヒトのオスを臭いから嫌って検査が進んでなかった…
  ((ここまで身を挺して行った実験が、完了できない…!))
 あせってもどうしようもなかった… 
  
 子供の体を選んだ理由は、オスの嫌いな臭いがまだしなかったから…
 臭いの原因こそが精子で、
 幼いオーチにそれ自体製造能力が無いことを小人は知らなかった…
「うわっ♪奇妙な生き物発見したよ☆ 」
 突然の声にはっと顔を上げるオーチ。
 その先にはのんびり浮かんでこっちを見る星喰いが一匹…
  ((…!!星喰いがどうやってここに入った??))
 「 簡単、“窓”を使った“歪”のあとを感知器で調べただけだよ♪ 」
 四角いキューブを見せて陽気にしゃべるのは
 小人はオーチの顔にしわを寄せ、まだ納得のいかない表情…
 「 それに俺のもらってる窓は特別で、研究所内に飛べるんだよ☆ 」
 基本的にこの研究所内への他種族の侵入はできない…
  ((…思いだした!どうしようもなく自分勝手で手に負えないが、
   優秀ゆえに特別扱いの星喰いがいる…と聞いたことがある。))
 「 そうそう♪見つけたら新鮮なヤツを直接届けてっ、て
 小人の偉いヒトがくれたんだよ☆ 」

 
 ぐわっ…
 一瞬に巨大化したの顔が大きく口を開ける。
 小さなオーチを一飲みできる巨大な穴は牙が生え凶悪…
  ((まっ、待ってくれ!このメスには管は入れたが何も注入してないんだ!))
 必死に弁解する小人…
 に‥
 「 却下☆ 」
バクン!とはオーチを飲み込んだ。
 の顔はす〜っと元のサイズに縮んで、
 何もなかったように浮かぶソラを抱き上げた。
 「 ぅぅ… 」
 はソラの手足の触手、最後に突き刺さる管を抜き取る…
 「 あぐぐぐ…! 」
 子宮口から抜けるとき、痛みでソラが大きくもがいて暴れた。
 「 ソラ〜生きてるか〜い♪ 」
 血の気の戻ってゆく少女の顔に話かける
 「 ん……あっ、だ… 」
 ソラはドコかホッとした顔でを見つめた…
 「 血は出てないから大丈夫だよ♪
   すぐにトルターに診てもらうから眠ってるといいよ☆ 」
 スーッと上昇する
 「 うん…でもトルターさんトコはやだっ、
   また恥ずかしいとこ調べるんでしょ… 」
 かすれた声で冗談まじりにソラがつぶやく。
 「 正解☆ 」
 「 あはは…ドスケベ! 」
 ソラ気合の一言を残し、二人は光の中に消えた…

   甘酸っぱいソラの愛液の残り香の中‥

   ちぎれた触手と管の残骸が揺らいでいた‥





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画像・文章の著作権はグレム・凛坊にあります。





次の話に飛ぶ。
 
 ◆
小人の部屋の上層、眠るソラを抱えた
眩しい光はカムフラージュで、すぐそこに円盤状の扉があった。
扉は自動で開くと、二人を通して再び閉じた。
 ストン‥
重力が戻りの足が地面につく。
 そこは丸みを帯びた長い廊下。
 照明で明るく照らされ、今抜けた扉がいくつか点在して見えた。
 は扉を踏まないようにスタスタと先に進む。
 廊下に天地はなく、360度壁面を自在に歩ける。
 当然のように扉の位置も、下のみではなく上下左右に散らばっている。
 100mほど進んだ所で球状の大きなホールに繋がった。
他にいくつかの廊下の入り口が見え、直線の廊下の折り目と言える。
 ホールの壁には等間隔に2m直径の円が描かれ、
 中心に点が記されていた。
 は口から“窓”のシールを取り出して点に貼る。

 シール上を丸くなぞると、
 壁の円の図を真っ黒な穴が覆い隠すよう出現した。
このホールは“窓”の特定使用許可区域でもある。
  転移に用いる“窓”には使用のポイントが決められている。
 は空いた黒穴に進み、
 溶けるようにその中へと消えた。
 の姿を喰らった穴は同時に姿を消し、
 壁の円の図をゆらゆら揺らす陽炎を残した‥
 やがて陽炎はかすみ、静かなホールから全ての気配が消えた‥
 
 
 
 
 
 
 

 ◆◆
…ココからは“窓”のことを少し説明させて貰います。
飛ばす方は をクリックしてね♪
 
 “窓”は小人の開発した携帯できる“歪み”の発生装置です。
 大きく分けて、空間を繋ぐ“窓”と、
 物体を圧縮する“箱窓”があります。
 空間を繋ぐ“窓”はさらに3つに分かれます。
 1) 特定の二つの空間同士を繋ぐ“道の窓”
 2) 緊急用にあらゆる空間より、特定の空間に繋ぐ“鎖の窓”
 3) 3m直径空間を瞬間に飲み込み、特定空間に飛ばす“風穴の窓”
窓は円形平面の小さなシール状に統一され、
 表面に小人の記号で種別を明記されています。
 シールにはそれぞれの転移ポイントの記憶装置が組まれ、
許可された転移専用ポイントの特殊磁気を記憶して、
 確認できる“圏内”を転移することができます。
 さて、“窓”に使用する空間の取り決めがあると述べたが、
 発生する“歪”による事故の防止の為です。

が使用した折、“穴”は瞬間に消えたが、陽炎が残りました。
 発生した歪みは3)を除き瞬間に消えず、
 5〜6分の時間をかけて消滅します。
 そのかすんでいく歪みは空間を繋いだままの状態で、
 陽炎に気付かない場合、不意に転移をすることになります。
 更に完全に消える刹那に触れた場合、
 歪みにその部分を喰い取られる惨劇が起きるのです。
 ゆえに、小人のホールの2m円は大げさなものですが、
 使用者は“窓”の使用許可証と、許可のあるポイントでのみ
 使用を限定されています。
 ただし特例として、2)の緊急用の場合は事故の起きる空間以外、
 3)の場合は歪が留まらない為、使用箇所の限定は無いです。
 しかし、3)及び2)には所持する為の許可があり、
 3)などはごく少数の所持者しかおらず、
 信用できる所有者のマナーにまかされています。
 最後に転移先に現れる穴は、抜けた時点で消失し、
 歪みが残らない仕組みがこちらにはなぜだかあったりします〜♪
 以上。お疲れ様でした、ではお話に戻ります。
 

  
 
黒い穴が唐突に出現して、スーッ‥と浮き出すようにが現れた。
「 おっ、ちゃんと相棒連れて帰ったな! 」
横倒しの円筒形の部屋の奥から、
 主のトルターがドスドスと二人の前へやってきた。
「 大丈夫そうだな、間に合ったか! 」
 似合わぬ荒い鼻息でソラを覗き込むトルター。
 「 あららトルター、ソラのこと心配してたんだ♪ 」
 すかさずからかうはやらしい顔。
「 バッ、バカヤロー!トヤンのうわ言聞きすぎただけだ!
    そもそもコイツとは検査や治療で二回あっただけ‥ 」
 懸命に弁解するトルターを無視して奥へと入っていく
 「 ほんっと‥おまえってなあ! 」
 グチをこぼしつつ、後を追いかけてくトルター。
 部屋の奥、そこに以前ソラを調べた浮かぶベットに、
 トヤンが寝かされていた。
透明なカプセルの中、小さく上下するトヤンの体。
 傷は小さくなってはいるが、えぐれた穴は深い‥

   「 だいぶよくなったぞ!水やペテンカと突然転移してきたときは
   まさに死にかけだったが‥ 」
 じーっと、をにらんだ感じで押し黙るトルター‥
 「 ん、何?なんか言いたげだね♪ 」
 あいかわらず能天気な声で聞く
 「 あの“窓”もってるヤツは少ないんだ!
   気まぐれでも仲間を助けるのはいい!ほめる!
   が、なんで転移先が俺んとこで、しかも無断なんだ!! 」
 ちょっと本気なトルターの怒り。
 「 忘れてただけだよ☆ 」
 プッチン!
 ベットの周りを、とキレたトルターがぐるぐる回った。
 
 
 
 
 
 

 
 ドスッ‥と宙に浮くイスに腰を下ろす息の切れたトルター。
 まったく変化のないはまだソラを抱えたままである。
 「 …困ったな〜トヤンが使うの忘れてたな〜♪ 」
 その割りに陽気な声の考える仕草の
 「 なんだ?ソラを調べたいのか?
   届いたばかりの試作機使うか? 」
 部屋の奥に二つ“窓”のシールが貼られていた。
 一つは先日ソラの治療をした部屋で、もう一つが新しい部屋。
 「 いいね♪さっさくソラに使いたいな☆ 」
 「 おい…“試作”とか心配ないのかホント… 」
 聞く耳のないにため息だけ吐きつけると、
 シールを円になで、黒穴を出現させた。
 抜けた先は白光に包まれた部屋で、天井がにはギリギリの低さだった。
 「 何もないね☆未完成の聞き間違いだった? 」
 「 機器は収納されてるんだ!そこのヤツをソラに付けてくれ! 」
 床にピンク色のブーツとヒジまでの手袋が転がっていた。
 ゴム質の柔らかな素材でどちらも先端が大きい。
 は寝ているソラを座らせて、ソレを着せる‥

 「 床の中央の四角い図形の中に立たせてくれ。
   靴底は床、手は上に上げると天井に固定される! 」
 「 あ☆なるほど、ソラ用に天井が低いんだ♪ 」
 「 高さは調整できるわい!専用にするな! 」
 どうにもソラへの興味を否定したがるトルターに、
 内心ニヤニヤの
 言われたとうりにすると、手足が磁石のように張り付き、
 ソラは立った姿勢に固定された。
 スシャー…
 ブーツと手袋の口から濃い赤のテープがいくつか出て、
 ソラの肌の上をすべるように走る。
 足側は太ももとお尻、更に秘口のあたりからおヘソ脇に伸び、
 腕は背中から乳房の上下へとまわりこんで伸びて、
 肌に模様のように貼りついた。
 「 これで基本データを収集する!
   あとは部屋を出ての遠隔操作だ! 」
相互に行き来する“窓”には“歪み”を吸収するシールが
    双方の入り口につく。
 シールをなぞり、トルターは再び黒穴を開けた…

 「 ん‥っ なんか暖かい‥ 」
 目を覚ましたソラの寝ぼけ顔が、
 トルターの部屋奥の大きなモニターにも映されていた。
 “ やっ♪起きたかいソラ☆ ”
 「 あっ、?ドコ‥って何コレ!? 」
 眩しい光の中で、裸でバンザイ立ちしてる自分に気付く。
 “ 起きるとやかましいヤツだな‥室温上げたのが失敗か? ”
 無愛想でぶっきら棒なトルターの声。
 ソラには二人の声が天井から降り注ぐよう聞こえた。
 「 あっ、お久しぶりです、ここトルターさんの家?? 」
 恐そうで難しいイメージのトルターにソラの態度がかしこまる。
 “ そうだよ♪いまからソラを調べるトコロだよ☆ ”
 「 はぁぁあ!?なんで?どこ調べるのぉ! 」
 が相手だと凄く態度が変わるソラ…
 “ ソラの大事なトコとおなか☆ ”
 「 やっだー!!おっぱいかソコばっかりぃー!! 」
 ペテンカ、オーチのことでうんざりしてるソラ。
 “ 文句言わない☆リラックスして〜♪ ”
 「 できるかー!! 」
 やかましいやり取りの傍らで、ため息まじりに操作すすめるトルター。
  “ で、どう調べるのこの試作機? ”
 「 はっ、試作? 」
 “ さっきは届いたっていったろうが! ”
 「 へっ、さっき? 」
 “ さっき使い方知ってたのに?☆ ”
 “ 準備まではな、とりあえず適当に試すぞ! ”
 「 いやー!!ふざけるなー!! 」
 声のする天井に向けてかみつく表情で叫ぶソラ。
 しかめるトルターが操作を続ける…
 ニュウゥゥ…
 ソラの左右の壁から3本づつ、触手がにょっきり生えてきた。
 「 えっ、やだ!これで調べるの? 」
 触手はソラの身体にまんべんなく巻きつき、
 ニュルニュル‥と肌を這って時折その感触を確認するように
 ぷにぷにと押した‥
 「 やー!何の検査よエロバカー! 」
 くねくねと こしょばさに悶えるソラ。
 しかし…幾多もの触手と触れ合ってきたソラの身体は、
 お尻…乳房に触れるわけでもない触手に
 ちょこっ と感じていた…
 
  
 
 “ なるほど、コイツはまずこれで対象の情報を吸収し、
  力の調整をするらしいな! ”
「 うぅ…原始的なシステムだよぉ… 」
 触手の動きが止んで、アホらしさに涙とため息をつくソラ。
 “ ささっ、トルター検査進めて!中をいじっちゃって☆ ”
 「 こらー!“いじる”とか、気持ち悪くなること言うなー! 」
 “ マイペースなコンビだな…とにかく“入れる”から
   股間の肉の力を抜いてくれよ! ”
 ペースについていけないトルターがため息にソラに言う。
 「 あう…痛くないですよね… 」
 うるうる見つめてくるソラの顔に瞬間固まるトルター。
  “ いっ、痛いときは言え!すぐに抜くっ! ”
 と、ずばっとトルター。
  「 ひぃぃー!やっぱやだー!! 」
 再び蠢きだした触手が肌から離れて、
 ソラのお股の下に集う…
  「 うう…きたぁんっ!! 」
 一本に割れ目に入られ、ぴくん‥とソラの身体が跳ねる。
  「 ねっ、これおっきいよ!やめようよぉ! 」
 小さめのお尻をふって触手を取ろうともがくソラ。
  
  “ さっきの情報で強度調整が働く!それにこれの素材は
  対象サイズに合わすタイプだから大丈夫だ! ”
 くちゅぷ‥ん 触手が水のように割れ目の中に溜まる…
「 んっ…あ…! 」
 触手は完全にスライム状になり、何本かが更に加わり、
 恥ずかしい下の口をぷっくらふくらませる。
  「 んん…う…ああん…! 」
 尿道と膣道をふにゃ‥と押され感じるソラ…
 ちゅぷぷ…ぷ…
 割れ目の隙間から水玉がいくつも漏れ出して、
 床をその内のように濡らしていった…

 
  “ 触手部分が内部分泌液と絡まると最深部に進めると… ”
 モニターに表示されるいくつもの数値とヘルプを確認し、
 トルターが仕上げの操作を打ち込む…
 くぷる…ぷ…
 「 ん…くぅ…! 」
 お腹の中をさかのぼる奇妙な音を合図に、
 スライム状の触手が膣道に入り込んだ。
「 あっ、あっ、うぅぅん…! 」
 腰をくねらせてその脈動に悶え感じるソラは、
 意識が少し飛ぶほど興奮を覚えていた。
 「 ちがぅ…変なことばっかでっ…わたしっ…! 」
 感じる自分をわずかな理性が否定した。
 にゅぷわ…
 「 ひん…! 」
 大きな衝動が身体を駆け抜け、ソラの身体が大きく反り返った…
 ( まっ…しろ…わたし… )
 ちゃぷん…ミルクの泉に沈んでいく自分の絵でソラの意識は途絶えた…
 割れ目から降る雨は少し勢いを増し、降り続いた…
 「 あら、ソラ疲れちゃった♪ 」
 首のかくん、と倒れたソラにがつぶやいた。
 「 検査結果はオール良好。寄生、薬物、異物混入の反応は無し!
   傷の治療は今ひとつだがな… 」
 にあれこれたっぷりと検査結果を報告するトルター。
 を、無視して“窓”でソラのトコロに行っちゃう
 「 …ほんとにおまえはぁぁぁ…!! 」
 残されたトルターはプルプル怒りで震えた。
 「 ソラ〜身体なんともなくて良かったね♪ 」
 検査が終了したからか手足の固定が弱くなり、ソラがふらつく。
 その汗に濡れた裸体がの腕に抱かれる…
 ぺろっ…と肩に滲む汗をなめる
 「 うん☆これも刺激的な星で好きだね♪ 」
 ぐっとソラの背中を抱えあげ、お気に入りのふっくら乳房を顔に寄せる。
 ちゅぴゅ… 乳首を優しくくわえて ちゅ…と乳を吸い上げた。
 「 やっぱり、お乳が一番美味しいよ♪ 」
 ちゅ と乳首にキスをすると、は“窓”を開ける…
 黒穴に少女の甘い女の香りが風に溶けて、
 2人と共に部屋から抜けていった…




今の話をもう一度読む。 topに戻る。 前の話に戻る。


画像・文章の著作権はグレム・凛坊にあります。






次の話に飛ぶ。
 
 ◆
「 うっがー!! 」
意味不明な雄たけびと共にソラが目覚めた。
「 ……ソラ、何今の☆ 」
ちょっと固まりつつが尋ねた。
 「 んっ?何かわかんないけど、たまったもの吐いてみたら
  こんなだったの♥ 」
 照れながらもご満悦なソラの笑顔。
 
 二人はの部屋−オレンジ色
 球体の中に帰ってきている。
 あいかわらず家具など無く、浮かぶにイスには腰掛け、
ソラは部屋の中心あたりでプカプカ浮いていた。
 ふと、ソラは久々に服を着ている自分に気づく。
  「 わわっ!この服まとも!のセンスじゃないでしょ! 」
 冷や汗流して笑うは言葉がでない…

 明るく元気の緑色の厚手のナイロン系の服で、
 裏地が優しくて擦る感じやちくちく感はない。
 デザインはスクール水着に近く、胸と背中が大きく開いて、
 太もものサイドがちょっと露出気味でエロぃ感じ?
けど同じ素材の靴下が太もも半ばまであって
  立ってると生足は太もも少しと指先しか見えてない。
 開いてる胸から背中にわっか型の柔らかい布が巻かれて、
 これがブラジャーのかわりみたい。
 小さいのもあるけど乳首も浮いてないし、今までで
 一番のお気に入りっていえる。
 って言うか、他のが変すぎ…
 そんな私のぶつぶつグチに“我関せず”の・。
 ちょっとムカッ!
  「 ちょっとぉ!すこしは口挟んでよぉ! 」
 半ば逆切れでフワーとのとこまで泳いでいく。
 はガラスの本のようなものを開いて見ていた。
 

  「 なにそれ?何にも書いてない? 」
 の後ろから肩越しに覗き込むソラ。
  「 ん?これは“砂板(スナイタ)”だよ☆
   今情報を更新してるからちょっと待ってね♪ 」
 するとガラスの表面にさらさら…と黒い砂が湧き出して、
 見たことも無い文字を瞬時にかたどった。
  「 うわ…なんか不思議な本だね。えっと、
   “ソラの母乳成分調査…”って何よこれー!!
   なんで読めるのよ私! 」
 の顔のすぐ横でギャーと叫ぶソラ。
  「 ん?文字はソラが寝てるあいだに睡眠学習してんだよ☆
   内容はさっきトルターのトコで調べたソラのおっぱい情報☆ 」
  「 うっわー私のおっぱいの成長日記みたいで最悪… 」
 舌を出してうげーって顔のソラ。
  「 質が良くなってるよ☆ 星の量も増えてるし、
   ソラももうすぐ大人のお乳が出そうだね☆ 」
  「 意味わかんないけど嫌なひびきだよソレ… 」
   の肩に首を掛けて、うんざりそうに目を細めるソラ。
  「 この可愛いおっぱいが大人になるってこと☆ 」
  くるっと振り向いて、むきゅーとソラの乳房を
  いきなりつんまむ
  「 うっきゃー!四六時中ヒトの乳いじるなー!! 」
  興奮したソラは思わずコブシをの顔面に叩き込む…
  「 うぴゅー☆ 」
  ソラの手に、意外に柔らかなゴム玉の感触を残して、
  が 壁までふっとんで、びょんびょん跳ねる。
  その感触がちょびっと“快感”で惚けたソラは、
  ハッと我に返って跳ねてるをキャッチする。
  「 う〜ん、顔は弱点だから優しくしてね〜☆ 」
  目を回しながらがへろへろ〜としゃべる。
  「 ごめん!ちょっと力入れすぎたの、大丈夫? 」
  心配そうにの顔を覗き込むソラ
  「 うん☆元気でてきた♪ 」
  と、むぎゅ…と再びその手が乳房をつまむ…
  「 そんなんで元気アピールすんなー!! 」
  再び部屋の中を跳ねる回るであった…




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画像・文章の著作権はグレム・凛坊にあります。





次の話へ飛ぶ。
 
 ◆
「 ふーっ、疲れたねソラ☆ 」
あれからしばらく後−目を回しながらが言った。
その元凶たるソラは久々に“遊んだ”満足感と疲労で
宙に丸まってすーすー…寝息を立てていた。
  「 さてと、これだけ元気なら大丈夫だね☆ 」
ぬぎゅ、とソラの乳房を覆う布をめくりあげる
ぷるる‥と小さな乳房が元気に振るえて顔を出した。
  「 ココも元気だねソラ♪ 」
  にっこり微笑んで・はソラのお股の前にまわる。
  すーっ と軽く恥丘の下を縦になぞると、
  パクッ、とソコが割れてソラの恥裂が露出した。
はそのナカに指を挿し込みくちゅくちゅいじる…
  「 んんっ…やぁ…! 」
  夢の中の女の子は、ちょっぴり感じながらも身体を揺すって
  “いや!”と訴える。

 当然濡れてこない生ぬるい少女のサンドイッチの中を、
 いたずらにクニクニ触ってはソラを鳴かせてしばらく楽しむ。
  「 よいしょ♪ 」
めりっ…との顔の皮?が口から頭へとめくれ上がる。
その下から現れたのは、後頭部に左右3本の太触手を垂らし、
  目玉が3段に盛り上がり頂上が縦に裂けた醜悪な顔。
 目玉の二段目にも小さな触手が生えて、それらは
 ゆらゆら風の無い宙をそよいでいた。
 めくれた皮は頭のてっぺんでしぼむように吸収され、消える。
 は太い触手を2本背中に沿わせて伸ばし、
 足の辺りから前に回してその1本を指を抜いたアソコに
 ぐぅみゅ…と押し込んだ。
  「 んあっ…! 」
 鋭い感覚にさすがにソラも目を覚ます。
 刹那、触手は一気に膣道に潜り込み、
 どぷっ!と熱い汁を胎内に吐き出した。
 

   「 んんっ…! う、ぁぁ… 」
子宮に液体がしみるにつれ
ソラの意識は遠のいていった。
もう一つの太い触手、こちらは先端に円盤の機材をつけ
ぺたっ、とソレをソラのお尻に貼り付ける。
触手がぐぐっ…と機材の中に身を押し込むと、
びくく…とソラの身体が震えた。
こちらはソラの肛門に押し入り、同じく汁を体内に注ぐ。
付け足すが、触手はぶにぶにぐにぐに非常に柔らかく、
ソラの二つの“穴”に、まったく負担はかかっていない…
 「 今度はこうやってソラに、“俺の体液”に
  なじんでってもらうね♪ 」
 ソラは子宮・膣道・腸にソレを満たし、
 苦痛も無くスヤスヤ‥と眠り続けた…
こぷっ‥ソラの割れ目から少しソレがあふれ漂い、
白い糸をゆらゆらと揺らした…




 続いては再びソラの横に回り、
 胸元の可愛い“お餅”のピンクの丸いふちどりを摘んで、
 ぷにゅよーと引っ張って伸ばす。
 「 あぅ… 」
 新たな感覚にソラが再び声を漏らす…
 あいだを摘まれて飛び出すカッコのまん丸乳頭、
 そこへ“目”に生えた細い触手が伸び正面に向き合う。
 くぷちゅ…
 「 ああん…! 」
 触手はソラの乳頭に開けられた“口”へと挿入された。
 乳頭を幾度も刺されたソラの乳首は、
 そこにある母乳の道“乳管”が一本に集約され、
 自ら受けの”挿乳管”を築いていた…
 しかしまとまっても挿乳管には針ほどの隙間しかなく、
 ペンのサイズの触手がねじ込まれていく刺激で
 ソラがぷるぷる身体を震わせた。
 「 いたぃ… やめて…いたぃよぉ…! 」
 涙をにじませるソラ…その乳汁の無い乳房の中へも
 体液が注がれ、ソラの痛みは消えた…
 

  お乳の水筒にトクトク…と体液を注ぐ
"カラン・コロ〜ン♪"
突然と間抜けな音が部屋に響いた。
 「 誰でも勝手に入ってね〜♪ 」
 ぷりりん、とふくらんだ乳房をつんつん‥とつっつきながら
 てきとーな返事を返す
 ヌオン…
 壁の窓のシールが黒い穴に飲まれ、
 浮き出すようにトルター、そしてトヤンが部屋に入った。
 「 …今の覚えたか!“鈴”は鳴らすの常識だぞ!
  今度から必ず鳴らせ!! 」 」
 いきなりプンスカ説教にトルター。
 “鈴”は窓の中央を強く押すことで、
 接続先のポイントに歪の出現を報せる呼び鈴。
 は一度も使ったことの無い機能でマナー。
「 何のこと?それよりトヤン復活おめでとう〜☆ 」
 トルターを激怒させつつトヤンに手を振る
 「 寝起きにお前の声聞くと、なんか毒っぽくて死にそうやわ… 」
 「 ナイスな嫌われようだね♪
  目的がソラなら今から食事だよ☆ 」
 なんにも気にせづ口に手を入れ何か探し出す。
 その神経にトルター、トヤンが合わせてため息。
  「 …で触手モードで何してんだ?
  先日否定したソラの妊娠取り消しか! 」
 の今の状態は星喰い本来の姿(に近い)。
 ただ弱点の“顔”が露出するので主に交尾の際に限っている。
 「 ちがうよん☆俺の体液になれてもらってるの♪ 」
 「 わけわからん!意味がないぞ! 」
 「 そやで!ソラあんまり苛めたんなや!
  乳のそれなんかようないで! 」
 毒も星も含まない星喰いの体液ははっきり無害。
 今の場合ソラの痛みの信号(星)をの体液が喰らって
 痛みを消し去っている…くらいの効果しかない。
 しかしソラの乳房は“容器”ではない。
 過剰な異物の注入は乳管、乳の製造部“乳腺”を
 壊しかねない…
  「 大丈夫だよ☆ソラの身体に悪いことはしないよ♪ 」
  「 おまえがいうても説得力ないわ… 」
 にゅ…と、しゃべりながら口から透明なビンを取り出す
 透ける中身で何かがモゾモゾ動いている…
 

 「 うっわ、まさかソレをソラに食わす気か!」
 フタをとって太触手が摘み上げた中身は
 いわゆる“芋虫”。
 「 これ、ソラのとこじゃフツーの食べ物だよ☆ 」
 「 いや、おまえ、前に突然自慢話に来たとき
  ヒトは素材がわからんなるまで“加工”して食う
  って言うたん覚えてるで!! 」
 「 うん言ったね♪でもこんなのも食べてたの☆ 」
 トヤンと会話しながらもは残りの太触手で
 ソラの上唇を押し上げ、開いた口内に虫を転がした。
 
 「 さあ ソラ、ハムハムしてね☆ 」
 ピクン‥とソラは声に反応して口を閉じ、
 くちゅくちゅ…かみしめはじめた。
 こくん…と飲み込む音がして、口の動きが止まる。
「 …おまえ、絶対無理やりに食わしとるやろ!
  リマトンにしといたれや! 」
 どうにもソラの気持ちを考えてしまうトヤン。
 「 トヤン…俺が説明していいか!
  アレは俺がソラ用に改良した食料なんだ! 」
 「 トルターが??何の為にあんなキモイものを? 」
 「 通常ならリマトンで十分なんだが、
  問題はソラのこの発育の悪さと乳の出!
  ほっとくとソラの乳しか摂取しないこの馬鹿が
  餓死せんように成長を促進させる成分を
  詰め込んだのが、この“モルモル”だ! 」
 力説後、びしっ、とのビンの虫を指すトルター。
 「 …ソラの乳にこだわっとんな…
  いや、ただの馬鹿か? 」
 「 最高で最低の馬鹿だ!気付くのが遅いぞトヤン! 」
 迷惑の件数には自信のあるトルターがブフン!と荒く鼻息吐く。
 「 二人とも馬鹿馬鹿ひどいね♪ 」
    言う割りに陽気な声の
 その横でくちゅくちゅ…とほおばるソラ。
 何匹目かのモルモルをこくん…と飲み込んだ…

 再び少し後…
 病み上がりのトヤンはトルターの部屋に戻り、
トルターは“気分”で残り、“”を読んでいた。
 は食事を終えたソラの口の中に細い触手を入れて、
 モルモルのカスを掃除して体液で奥へと流す。
 こくこくこく…こもった音がソラの胸から漏れた…
 「 …俺も最近少し乳を飲んでるが、
  確かに癖になる星だな! 」
  唐突にトルターがぼっそり言う。
 「 だね☆だけどアソコにいた“乳”のでる生き物で
  まともに飲めたのはソラ達“ヒト”だけだね♪ 」
 「 まったくだ!星の保有量はそこそこだが、
   独特の“臭み”がだめだな! 」
     小人・星喰いの両種族ともに鼻がきく。
 どうにも野生の感じが好めないようで、
 ペテンカなんか“主食”にしてるトヤンは変わり者だった。
 「 トルター、ベイデーとこの窓ついてる? 」
 ぼーっと話してたトルターの顔がその言葉で引きつる。
 「 ベイデー…今、ベイデーっていったのか?! 」
 トルターにその名前は特別だった…
  「 そう♪ベイデーに借りたい“過去”の狩場の
  窓があるんだ☆ 」
 「 おまえ…ベイデーと会ったことあったか?! 」
 ずいぶんと慎重に重たく聞いてくるトルター。
 「 全然♪初めて♫
  でも、“狩り”が好きなとこは似てそうだね☆ 」
 「 だー!!れからそんな都合のいいとこだけ聞いた!
  あいつが星喰い一“狂暴”なのは知らないのか!? 」
 激しくテンションのあがるトルター。
 「 ?そんなのはどうでもいいじゃん☆ 」
 あっけらかん なに気の抜けるトルター。
 「 お前にまじめに話すの疲れるわ…
  取りあえず窓は最近ホワイトの検査に来たときの残ってる!
  で、ベイデーに借りたい窓ってなんだ?
 「 コレ☆ 」
 口をガッパ…と大きく開いてトルターに見せる
 口の奥に血に濡れたオーチの丸まった姿が見えた。
 小人の変身が解けてヒトの姿に戻っている…
 「 おまえっ…!ヒトの子なんか喰い殺したのか?! 」
 驚きと怒りに震えるトルター。
 消化器官の無い星喰いは肉は食べない…
 
  
 「 トルター、勘違いしてるね☆
  まずこの子生きてるよん♪ 」
 近づいて覗き込むトルター…わづかにオーチは息をしている…
「 ソラをさらった小人が実験に使ったみたいだね☆
  ついでに持って帰ったけどこのままじゃ死ぬでしょ♪ 」
 「 …頭部の破損がきついな、このまま治療したら脳が死ぬな。 」
 「 でね、昔の狩場の“魂喰い”を使って、
  中身を抜いて修復か別の身体に容れてあげたいわけ☆ 」
 ぽー…と沈黙を返すトルター。
 「 どしたのトルター♪ 」
 「 いや、おまえがまじめに考えたの久々に聞いて感動したわ! 」
 うんうん、うなづくトルター。
 「 しかしベイデーに何か頼むのは至難だぞ!
  くれぐれも喧嘩だけはするなよ! 」
 「 大丈夫だよ☆いつもどうりでいくから♪ 」
 「 それが喧嘩のもとになるんだ!くれぐれも… 」
 「 ソラも一緒だから大丈夫☆ 」
 「 …ん?そうか、ソラが一緒なら…ん?! 」
  
 落ち着きかけたトルターがはっ!と気付く。
 「 それ意味あるのか? 」
 「 気分☆ 」
 ぼふーっとため息のトルター。
 星喰いでもっとも狂暴の肩書きを持つベイデーに、
 星喰いでもっとも理解不能の
 その二人のかみ合いに付き合わされるソラ。
 「 ある意味が二人いるみたいでもあるか… 」
 「 くしゅん! 」
 トルターの想像の妖しい位置づけに、
 思わず悪寒の働くソラであった…。




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